本戸樋(ほんどい)とは、素朴で力強い銅雨樋の事で、大和の旦那集の間で受け継がれてきた、分厚い銅製の板で作った雨樋です。
簡素で力強く、あか(銅)の雨樋は一生モノと云われる礎をなした銅雨樋は、建物全体に架ける雨樋ではなく、軒先から垂れる雫で着物や荷物を濡らさない為の道具として、「主要な動線上の軒先にだけに掛ける」粋な雨樋でもあります。
プラスチックの雨樋では似合わず、かといって普通に出回る銅の雨樋では雰囲気がでない。
竹の雨樋も検討するが、竹はメンテナンスや掛け替えを短年周期で行わなければならないので、個人邸では後々大変との声を頂戴し、本戸樋を復刻しました。